web会員なら、更に最大5%ポイント還元!
●実車と製品について |
クモハ53やクハ47・68は、戦前から戦後にかけて製造され旧形国電と呼ばれるグループに属する、国鉄の一般形電車です。新性能電車として昭和33年(1958年)に開発された101系以前の車両を、通称:旧形国電と呼びますが、各車様々な改造を施され、出自の違う個性豊かな車両たちがそれぞれに連結されて行き交う様が、新性能電車の整った編成美とは違う大きな魅力です。新性能電車の台頭を機に、地方の電化線区に転用され昭和50年代まで各地で活躍をしました。そんな多くの線区の中でも、旧形国電のメッカとしてファンの注目を浴びたのが飯田線です。東海道本線の豊橋と、中央本線の辰野とを結ぶ、元は私鉄の4路線がつながった延長196kmの線区で、天竜川に沿った渓谷や、伊那谷の河岸段丘を走る風光明媚な路線で、昭和58年(1983)に119系が投入されるまで、旧形国電が活躍しました。 |
●製品の特徴 |
◆KATO初の本格的旧形国電車両が新登場。今となっては懐かしい個性豊かな車両たちをKATOの技が蘇らせます。 ◆クモハ53は流線形クモハ52の流れを継ぎ、半流線形と呼ばれる二扉で幅広窓の流麗なスタイルを的確に再現。 ◆すらりとした張り上げ屋根で人気のあった007と、標準的なスタイルの008を作り分け。床下機器の違いも的確に再現。 ◆クハ68は、ロングシートの三扉車クハ55半流形をセミクロスシート化し、トイレを設置した420を選定し再現。 ◆もう一両のクハは、二扉で狭幅窓がずらりと並ぶ、飯田線で唯一のクハ47の原形車009をプロトタイプに選定。 ◆お馴染みの飯田線スタイル、スカ色と呼ばれるクリームとブルーの塗装を、塗り分けも鮮明に再現。 ◆パンタグラフは旧形国電に多く見られたPS11を新規に製作。 ◆連結器は、先頭・中間部ともボディーマウント式KATOカプラー伸縮密連形を標準装備。手軽に増結編成が再現可能。 ◆動力は定評ある両台車駆動方式のフライホイール付き動力ユニット(トラクションタイヤ無)を搭載し、安定走行を実現。 ◆もちろんヘッド/テールライト標準装備(消灯スイッチ付)。オプションの室内灯はLEDクリア(電球色)が似合います。 ◆パッケージは、紙箱に発泡トレーの標準仕様。付属品で消灯スイッチ用のドライバーが付きます。 |
●関連商品 |
◆クモハ53008+クハ47 飯田線 2両セット |
●その他・備考 |
◆セット内容 クモハ53007(M)+クハ68420 |
カトー Nゲージ鉄道模型