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●実車と製品について |
北海道80年代シリーズとして、50系51形客車、14系「利尻」、711系近郊形電車に続いて781系交流特急形電車を製品化。 781系は、北海道内用国鉄初の交流専用特急形として昭和55年(1980)に登場。北海道の厳寒期にも対応すべく、耐寒耐雪構造に実績のある711系の仕様を基に、内装・外観は当時の標準特急形電車であった485系と同等の仕様として、誕生しました。当形式の特徴として、国鉄新性能電車では初の「電動車・付随車ユニット」(MTユニット)を採用、屋根上には集中式クーラーと強制押込形換気装置、電動車にはブレーキ抵抗器、付随車にパンタグラフが搭載されました。また電動車には雪切室が設けられています。、先頭車両の前面運転席窓下部分は走行中の降雪着雪を防ぐために485系より丸みを帯びており、灯火類も着雪による「隠ぺい」を防ぐため、露出形の外ハメ式とされ、外部塗装は他の国鉄特急車両と同様、前照灯・標識灯部横の赤帯は高い位置に配され正面愛称表示器回りまで塗装され、雪中での被視認性を向上させているなど、北海道仕様ならではの装備がなされています。 |
●製品の特徴 |
◆プロトタイプは、昭和55~59年(1980~1989)頃の札幌運転所属の量産車。 ◆オリジナル塗装・JRマークなし・JR無線アンテナなし・客扉増設前、運転台のスタビライザー取付前の形態。 ◆外バメの前尾照灯、運転台上部の2灯補助灯 等781系特有の形態を余すことなく再現。 ◆屋根上の集中クーラー、ブレーキ抵抗器、換気装置は別部品、碍子は緑色で設定。 ◆ヘッド/テールライト/ヘッドマーク点灯。ヘッドマークは変換マークを装備「いしかり」「ライラック」「ホワイトアロー」を収録。 ◆先頭部は密自連のダミーカプラー、中間連結部はボディマウント密連形を装備。 ◆号車サボ/種別サボは印刷済。側面行先表示はシール対応。 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クモハ781-3 + サハ780-5 + モハ781-5(M) + サハ780-6 + モハ781-6 + クハ780-3 |
カトー Nゲージ鉄道模型