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●実車と製品について |
「スーパーくろしお」は平成元年(1989)に「くろしお」用の381系を改造して登場しました。サロ381を先頭車化改造し、大きな前面窓と大形化された側面窓を備えたパノラマグリーン車をはじめ、内装のアコモデーション改善、外観を白地に赤とオレンジを配したデザインにするなど各所が改められ、それまで国鉄色の381系で運転されていた「くろしお」のイメージを一新しました。登場時は6両編成でしたが増結用の3両が加わり、最大9両編成で関西圏と南紀を結ぶ特急列車として活躍しました。 |
●製品の特徴 |
◆白地に赤とオレンジ(クリームイエロー)の帯をまとった1990年代の「スーパーくろしお」を製品化。6両基本セット:D651編成、3両増結セット:D931編成 ◆各車に側面サボ受があり、洗面所窓が閉塞された外観を再現 ◆クロ380は4列シートの内装を新規製作。また普通車はシートピッチ拡大前の内装を再現 ◆クロ380は先頭部の大きな窓をはじめとする特徴的な車体形状を再現。前面愛称表示点灯式。「スーパーくろしお」の愛称板取付済。交換用に「くろしお」と「はんわライナー」の愛称板を付属 ◆クロ380のスカートは、スノープロウなしの形態を再現 ◆クハ381-501の先頭部カプラーは電連付ダミーカプラー、スノープロウなしのスカートを再現。9両編成を再現する際、連結用カプラーとスカートが交換用部品として付属(基本セット) ◆クハ381-107の先頭部カプラーは電連なしのダミーカプラー採用。スノープロウが取り付けられたスカートを再現 ◆モハ380-501の6号車側連結面の貫通路塞ぎ板を別パーツで再現 ◆クハ381の愛称表示は変換式トレインマーク採用。「スーパーくろしお」「くろしお」「はんわライナー」「(白無地)」を選択可能 ◆クハ381はホイッスルカバー付の形態を再現 ◆モハ380のパンタグラフは2本ホーン、耐雪カバー付のパンタ台枠を再現 ◆中間連結部はフックなしのボディマウント密連形カプラー採用 ◆実車同様に曲線区間に入ると車体が曲線内側へ傾斜するKATO独自の振り子機構を搭載 ◆スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現 ◆行先表示シール付属 ◆基本セットのブック形車両ケースに増結セットの車両を収納可能。9両フル編成が1つのケースに収納できます。 |
●その他・備考 |
◆セット内容 (1号車) クロ380-1 + (2号車) モハ380-27 + (3号車) モハ381-27 + (4号車) モハ380-26 + (5号車) モハ381-26(M) + (6号車) クハ381-501 + (7号車) モハ380-501 + (8号車) モハ381-34 + (9号車) クハ381-107 下線は(10-1986)増結セット |
カトー Nゲージ鉄道模型