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●実車と製品について |
タキ43000形タンク車はガソリン専用のタンク車で、国鉄と各石油会社との共同出資で昭和41年(1966)、日本オイルターミナル株式会社が設立され、西上田駅をはじめ各地に拠点が新設され専用列車に充当する目的で開発されました。 輸送効率向上のためフレームレス構造や異径胴のタンク体を採用して容積を極限まで拡大し、43tの荷重を実現しています。外部塗色は識別のためにガソリン専用タンク車としては異例の青15号(濃青色)とされました。昭和49年(1974)のタンク車構造基準改訂を受け、製作が中断されますが、設計変更のうえ昭和57年(1982)に際作を再開し、以後種々の設計変更を重ね総数819両にもおよびます。 昭和49年(1974)からは日本石油輸送も同形式を採用し、投入を開始しました。平成2年(1990)以降の日本石油輸送所属の新製車(タキ243666~)は、エメラルドグリーンとライトグレーに塗り分けられてイメージチェンジを図られています。 |
●製品の特徴 |
◆プラ成形技術を活かした異径胴の車体形状を忠実に再現。 ◆手すり・台枠・配管などの車体各所のディテールを忠実に再現。 ◆鮮やかな各石油輸送会社の車体塗色を美しく再現。 ◆既存のベストセラー商品、タキ43000の仕様変更品。現行のタンク貨車製品の品質にあわせた改良製品。 ◆従来製品の社紋・社名の紙シール対応から、胴体各種印刷表記済にアップデートし、完成度を高めました。 ◆化成品分類番号(燃32)や、注入口を示す矢印を追加、現行の表記としました。 ◆「日本オイルターミナル株式会社」の社名部は地色を黒とします。 ◆「タキ43266/倉賀野駅常備/自重16.2t」を印刷。 ◆日本石油輸送 「タキ43182/浜五井駅常備/自重16.0t」を印刷。 |
カトー Nゲージ鉄道模型