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●実車と製品について |
419系は北陸地区の普通列車短編成化、高頻度運転化を行うため余剰となった寝台特急電車581/583系を近郊型に改造した車両です。改造は運転台取付、寝台撤去、セミクロスシート化、乗降用扉増設など、必要最小限にとどめられました。編成単位を3両編成としたため先頭車が不足し、それを補うための中間車の先頭化改造が行われました。この先頭車改造は中間車に荷物電車類似の運転台を取り付ける形で行われ、深い屋根に切妻という独特の形状が外見上の特徴です。北陸本線は交流区間・直流区間の双方が存在したことから、種車の交直流機器がそのまま活用されました。 登場時はワインレッドにアイボリーの帯が入った塗装でしたが、1988年からは白色に青帯の入った「新北陸色」に順次変更されました。長らく北陸本線で活躍しましたが、後継となる521系の投入に伴って2011年までに定期運用から引退しました。 |
●製品の特徴 |
◆フライホイール付動力ユニット採用 ◆ヘッドライト・テールライト・前面表示器点灯(ON-OFFスイッチ付) ◆D15+D11編成を引退直前の姿で再現 ◆クハ419-1は前面表示器が埋め込まれた姿 ◆モハ418-15は後位側屋根上に残された2個の碍子を再現 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クモハ419-15 + モハ418-15(M) + クハ419-5 + クモハ419-11 + モハ418-11 + クハ419-1 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型