web会員なら、更に最大5%ポイント還元!
●実車と製品について |
715系は余剰となった寝台特急電車581/583系を近郊型に改造した車両で、東北本線の客車列車を電車化するために1985年3月のダイヤ改正で登場したのが715系1000番代です。仙台運転所(現:仙台車両センター)に4連15本の計60両が配置されました。 交流20000V・50Hzに対応するために電動車は全て583系からの改造で賄われています。改造は運転台取付、寝台撤去、セミクロスシート化、乗降用扉増設など、前年に登場していた九州地区用715系0番代に準ずる形で必要最小限にとどめられました。 また、乗降用扉の半自動化、客室暖房の強化、耐雪ブレーキ・スノウプラウの装備などの寒冷地対策が施されています。運用が黒磯以北に限定されたために直流機器が撤去されました。先頭車が不足したために中間車の先頭化改造が行われ、一ノ関側先頭車であるクハ715-1100番代は全車がサハネ581型に切妻タイプの前頭部を接合したものとなりました。黒磯側先頭車はクハ715-1000番代とされ、こちらのみ便所が残されています。登場時はクリーム1号に緑色14号の帯を巻いた姿でしたが、1987年頃までに順次クリーム10号を基調とした「グリーンライナー」塗装へ変更されました。 主に東北本線の他、仙山線や奥羽本線でも活躍しましたが、1998年までに全車廃車となりました。 |
●製品の特徴 |
◆車体地色がクリーム色からアイボリーに変更されたあとの1990年代の姿 ◆クハ715-1004にお椀型タイフォンカバーを取付 ◆モハ714の交流用屋根上機器を実感的に再現 ◆シルバーシートマークや禁煙車マークを含め、車体各種表記を印刷済み |
●その他・備考 |
◆セット内容 クハ715-1004 + モハ714-1004(M) + モハ715-1004 + クハ715-1104 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型