web会員なら、更に最大5%ポイント還元!
●実車と製品について |
戦後の運輸省鉄道総局では東海道線客車列車のラッシュ対策として高効率化を図り、世界でも前例の無い長距離列車の電車化に着手しました。従来は都市内や近郊輸送の手段であった電車に客車列車の車体と接客設備、新式のブレーキ装置などを組合せ、車体塗装は警戒色としてオレンジと緑色をまとい、1949年に「湘南電車」として登場したのが80系です。 クモユニ81は1950年に6両が製造された80系用の郵便・荷物電車です。当時の郵便・荷物電車が老朽化した旅客電車の改造によって賄われていた中では異例の新造車で、前面形状や塗装を含む外観デザインは80系電車(2次型)と揃えられました。1955年頃の東海道線東京口では80系電車が10両編成を基本に、付属5両編成とクモユニ81を連結した最大16両編成で活躍、当時の電車列車としては世界最長を誇りました。 クモユニ81は1961年から更新工事を受け、前面窓がHゴム支持になるなどの外観上の変化が生じました。1962年頃からは大垣電車区に配置されて東海道本線で活躍が見られました。 |
●製品の特徴 |
◆A3984(2009年7月出荷)を基に、時代設定を再検証したバリエーション製品 ◆車両更新工事施工後の1961年より後の姿 ◆1962年頃からの大垣電車区配置時代、前位よりの避雷器が撤去された姿 ◆検査標記は「38-3 浜松工」を印刷 ◆保安装置(ATS)装備前、車体標記が入れられていない姿 ◆他車種との連結を考慮し、両エンドともアーノルトカプラー装備、ゴムタイヤの取付を省略 ◆ヘッドライト、前面列車番号表示は電球色で、テールライトは赤色で点灯 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クモユニ81001(M) |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型