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●実車と製品について |
トラ90000は、紙の原料のチップ木材を輸送するために、無蓋車であるトラ35000,25000の改造によって生まれた形式で、総勢2,239両にのぼりました。国鉄末期にはこのトラ90000形に座席や屋根を取り付け、旅客車に改造した「トロッコ列車」が相次いで登場します。高崎運転所には、1986年に郡山工場で旅客車化改造されたトラ90647,90856,91318,91339の4両が高崎運転所に配置され、それぞれの車両には「赤城」、「浅間」、「榛名」、「妙義」という愛称がついていました。他の客車と組み合わされてEF55やEF60、DD51、DE10など様々な機関車に牽引されて活躍しましたが、1997年10月に廃車されました。 |
●製品の特徴 |
◆上州4名山を大胆にあしらった側面デザイン ◆A1463(2005年10月出荷)を基にしたバリエーション製品 ◆1997年まで活躍した高崎のトロッコ列車4両セット ◆窓ガラスのない開放展望、簡素な室内、ボディに描かれた上州の山並みなど実車の特徴を再現 ◆電略標記「高タカ」が側面に書かれた晩年の姿 ◆ロゴや各種標記をより実感的に改良 ◆幌の仕上げをグレー成型+表面黒色に変更 ◆妻面ハシゴを朱色仕上げ ◆4両を紙箱にセット ※走行には別途機関車が必要です |
●その他・備考 |
◆セット内容 トラ91318(赤城) + トラ91339(榛名) + トラ90647(浅間) + トラ90856(妙義) |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型