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●実車と製品について |
マニ30(二代目)は1978年から翌年にかけて6両が製造された現金輸送用荷物車です。その用途から荷室部には一切の窓が無い点や特殊な無線装備を有することが外見上の特徴で、運用は公表されることなく「知る人ぞ知る」車両でした。2003年を以て運用が廃止され、現在は小樽市総合博物館にラストナンバーの2012番が静態保存されています。 マニ30は主に荷物列車に併結されて使用される姿が見られました。「積車」の場合は原則として機関車次位に、「空車」の場合にはいずれかの編成端に連結される場合が多かったようで、車掌室側の妻板には他の荷物車との通り抜けを考慮して貫通幌が設置されていました。しかし1986年11月改正において郵便・荷物列車の全廃にともない連結相手が都市間を極力無停車かつ高速で結ぶコンテナ列車に変更されたことにより、使用相手の無くなった貫通幌は撤去されています。このほかに列車無線の整備に対応するために統一無線アンテナが追加設置された姿で国鉄分割民営化を迎えることになりました。 |
●製品の特徴 |
◆車掌室側妻面に貫通幌があり、屋根上に統一無線アンテナが設置される前の姿 ◆所属表記は「南シナ」を印刷 ◆1980年代前半の荷物列車のアクセントに好適な時代設定 |
●その他・備考 |
◆セット内容 マニ30 2010 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型