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●実車と製品について |
ホキ10000は1980年から翌年に掛けて製造された35t積の石炭専用底開き式ホッパー車です。 当時オイルショックの影響で石炭輸送の需要が高まり、秩父セメント(現:太平洋セメント)及び電気化学工業向けに2年間に272両が登場しました。 秩父セメント車は主に鶴見線扇町駅~秩父鉄道三ヶ尻駅の間で使用され、石炭を積んだ同車は扇町駅を20両編成で出発しJR線内を走行、熊谷貨物ターミナル到着後に編成を分割して、秩父鉄道線内は10両編成2本として三ヶ尻駅へ送られました。2000年には中部国際空港建設に伴い約100両が三岐鉄道に活躍の場を移し、骨材輸送用として使用されました。 その後は車体の社名標記が2008年2月頃より順次「太平洋セメント」に改められました。2020年3月を以って秩父鉄道三ヶ尻駅までの石炭輸送が終了し、ホキ10000は引退しました。 |
●製品の特徴 |
◆A2089(2012年9月出荷)をベースに関東地区で石炭輸送に使用されたグループを再現 ◆石炭専用、常備駅などの各種表記を実車に則して再現 ◆石炭を模した積荷部品を搭載。取り外しも可能 ◆社名板は別部品で取付 ◆1セット単独で秩父鉄道線で運行された姿を、2セット連結でJR線で運行された姿を再現可能 ※本製品には動力車は含まれません。走行には別途動力車が必要です |
●その他・備考 |
◆セット内容 (A2079)ホキ10087 + ホキ10193 + ホキ10092 + ホキ10039 + ホキ10231 + ホキ10239 + ホキ10129 + ホキ10098 + ホキ10090 + ホキ10125 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型