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●実車と製品について |
1988年に登場したキハ65改造の展望室付改造車「エーデル丹後」の増結用車両として翌年12月に落成したのがキハ65-611、1611(グリーン帯)およびキハ65-712、1712(イエロー帯)です。増結用車両としての性格から、前面の意匠は種車のものを踏襲していますが、運転室の半室化と助手席側の展望室化が行われ、左右非対称の前面窓形状と前面表示器部分へ移設されたヘッドライトにより独特の顔つきとなりました。車体色は前述の「エーデル丹後」を踏襲したもので、地色のアイボリーとJR西日本のコーポレートカラーの青帯はそのまま、2両ずつテーマカラーのグリーンおよびイエローの帯があしらわれました。また特急電車と併結可能な「エーデル丹後」と連結するために連結器の交換が行われています。 キハ65-611、1611は自車以外の「エーデル」シリーズのほか特急型電車併結に対応しており、北陸方面の電車特急併結の多客臨のほか、同僚の「エーデル丹後」や「リゾート&シュプール黄帯編成」以外にも「エーデル北近畿」「エーデル鳥取」などとの混結も含め、バラエティに富んだ編成でJR西日本の各地で2010年10月まで幅広く活躍を続けました。 |
●製品の特徴 |
◆A2390:キハ65型エーデル/シュプール(2007年8月出荷)の中から中間用先頭車の2両をチョイス ◆側面窓から室内灯のプリズムが目立ちにくい、薄型室内灯の取付に対応 ◆暖地型タイフォンを装備した、帯色がブルー+グリーンのキハ65-611+キハ65-1611を2両でセット ◆小型レイアウトから特急電車のお供まで幅広い楽しみ方が可能 ◆他車両との連結を考慮し、動力車のゴムタイヤは装着しない状態で生産 ◆車体各所の標記は黒色で印刷 |
●その他・備考 |
◆セット内容 キハ65-611 + キハ65-1611(M) |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型