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●実車と製品について |
1992年に試作車が登場し、翌年量産車が登場したJR四国8000系は、主に岡山~松山間の特急「しおかぜ」、高松~松山間の特急「いしづち」で活躍する車両です。車体は軽量ステンレス製で、「しおかぜ」「いしづち」を途中で分割・併合する必要から流線型の非貫通先頭車と切妻の貫通先頭車が存在します。カーブを高速で通過するために制御付振り子方式が採用され、クーラーを床下装備するなど徹底した低重心化が行われています。パンタグラフが台車とワイヤーで連結された台座に装備され、車体傾斜時の離線防止が図られている事も大きな特徴です。5両編成、3両編成各6本が製造されました。 2004年からは内外装のリニューアル工事が開始され、グリーン車と指定席車の座席の交換、喫煙室の設置(2011年に使用停止)、便所の完全洋式化が行われたほか、外観面では各車の客用扉周辺を座席指定の区分に基づいて色別に縦方向スリット状の装飾を行った斬新かつ識別性に優れたデザインに一新、2005年のグッドデザイン賞を受賞しました。2010年には3両編成の編成短縮に対応するため、8500形のパンタグラフの撤去が行われました。2014年にはグリーン車の位置を2000系気動車と統一するために編成ごと方向転換を実施、8000形(半室グリーン車)が1998年以来再び1号車となっています。2018年には3両編成1本が引退しました。 2023年から2回目のリニューアル改造が開始されており、30年あまりの間岡山と四国を結ぶ顔として活躍した8000系電車は新たな変革の時代を迎え、今後の動向が注目されています。 |
●製品の特徴 |
(A2995) ◆1次リニューアル工事が施工された後、編成全体が方向転換されてグリーン車が1号車となった姿 ◆客用扉周辺の縦方向のスリット状の車体装飾を美しく再現 ◆各種ロゴ、号車表示、乗務員室扉窓の編成番号などを精密に印刷 ◆貫通先頭車(8402)にはマイクロカプラーを装着済、別売のA2996との連結が可能(ライト消灯スイッチ付) (A2996) ◆1次リニューアル工事が施工された後、編成全体が方向転換されて8500形が8号車となった姿 ◆客用扉周辺の縦方向のスリット状の車体装飾を美しく再現 ◆各種ロゴ、号車表示、乗務員室扉窓の編成番号などを精密に印刷 ◆貫通先頭車(8202)にはマイクロカプラーを装着済、別売のA2995との連結が可能(ライト消灯スイッチ付) |
●その他・備考 |
◆セット内容 (A2995):8002 + 8102 + 8152(M) + 8310 + 8402 (A2996):8202(M) + 8302 + 8502 |
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