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●実車と製品について |
太平洋戦争終戦後に逼迫する食糧事情改善のために漁業振興が叫ばれるとともに、各地の漁港と大都市を結ぶ貨物輸送の強化が行われました。日本の冷蔵車は二軸の12t程度の積載量の車両が標準的でしたが、GHQの指示に基づいて1948年に250両が一気に製造されたのがレキ1です。 従来とは一線を画すボギー式の25t積大型車体となったレキ1は前後の荷室を区分して使用可能で、それぞれ左右両側に荷役用の扉が設置されました。しかし車扱と呼ばれる1両単位の輸送を軸にしていた日本の魚介類流通の商習慣に適合せず、ほどなく手荷物車代用などの目的外使用も見られるようになり、最終的には1966年までにワキ1形に改造編入されて消滅しました。 製品は一般の二軸冷蔵車に混ざって鮮魚輸送に活躍していた1950年代のまさに全盛期の姿で、国鉄が制作した記録映画などで今もなおその活躍を偲ぶことができます。 |
●製品の特徴 |
◆薄幸の大型ボギー冷蔵車「レキ1」をプラ製品で初めて製品化 ◆側面下部、台枠部分に「日本国有鉄道」が標記された1950年代の姿 ◆当時の資料を基に、妻面下部の「側ブレーキてこ位置表示票」が標記されていない姿で製品化 ◆ナンバー違いの2両をセット |
●その他・備考 |
◆セット内容 レキ122 + レキ164 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型