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●実車と製品について |
113系は1962年に登場した111系の出力増強版として1963年から製造開始された直流近郊型電車です。制御車や付随車はそのまま111系として増備されました。仕様や機能・構造を変えながら1981年まで総合計2984両が製造され、名実ともに日本の近郊型電車の代表格として関東・中京・関西の都市近郊を中心に直流平坦区間で活躍する姿が長年多くのファンに親しまれました。 国鉄時代には電化区間の延伸に伴って電車を投入する場合に必要となる車両を他線区からの転配で賄う例が多く、特に財政状況の悪化した1980年代には増発によるサービス向上の要求から短編成化が各地で推進された事と相まって先頭車と電動車の需要にアンバランスが生じ、さまざまな改造車の登場や、特定の車種が関東・関西の垣根を跨いで複雑に転属する事象がしばしば見られました。 1986年11月改正の際に福知山線電化開業用の113系の捻出と千葉局の短編成化を同時に行った結果、幕張電車区からは電動車ユニットが転出した替わりに日根野電車区からクハ111-86とクハ111-407の2両が塗装変更を行わずに阪和色で転入、6両編成の4両編成化に活用される形でそのまま営業運転に投入され、1987年5月下旬に所定の横須賀色に塗り替えられるまで約半年の間異彩を放っていました。 |
●製品の特徴 |
◆関東地方の113系の中でも特に有名な、伝説の異色の組合せがプラ完成品でついに登場 ◆A9586(2024年9月出荷)を基にしたバリエーション製品 ◆日根野電車区から転入した阪和色の先頭車と幕張電車区の横須賀色の中間車から構成される4両編成 ◆クハ111-86はシールドビーム改造車、クツヅリは車体色、クハ111-407は原型ライト、クツヅリは銀色 ◆モハ112-1013(1000番代初期型非冷房車)は屋根部品を新規作成 ◆4両編成の両端に阪和色先頭車が組成されており車体にJRマークが掲出される前の姿 ◆先頭車2両の車体所属表記が「天ヒネ」から変更される前の姿 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クハ111-86(阪和色) + モハ113-1013(横須賀色) + モハ112-1013(横須賀色)(M) + クハ111-407(阪和色) |
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