web会員なら、更に最大5%ポイント還元!
●実車と製品について |
東伊豆を走る伊豆急行線では国鉄車両よりもハイグレードな100系、2100系電車を運行していました。1980年代~1990年代のリゾートブームや好景気により豪華な旅行が好まれた事から、需要に応じる形で連結されたのがハイグレード車「ロイヤルボックス」です。大型窓、豪華な内装やビュッフェカウンターを備え、「ロイヤル」の名前にふさわしい気品あふれる車両でした。 2100系R-4編成「リゾート21EX」と共に製造されたのがサロ2181「ロイヤルボックス」で、リクライニングシートを持ち、トンネル通過時には天井に組み込まれた無数の電球によりプラネタリウムのような演出が行われます。この車両の好評を受け全ての2100系に「ロイヤルボックス」を連結する事になり、サロ2182~サロ2184が追加製造されました。これらは車両ごとにテーマが変えられ、座席の色や天井の演出内容が異なります。また一般車の乗客用トイレが追加された事で窓割りが変化しました。これら4両は定期的に連結相手が変更され、様々な組み合わせを見る事が出来ました。 100系に連結するため、1987年にサハ184を改造して誕生したのがサロ1801形「ロイヤルボックス」です。車両の中央にデッキを設け、その前後にソファや大型テーブル付クロスシートが配置されました。車体色は上半分が白、下半分がロイヤルブルーとされ、直後に金帯が追加されました。 2000年代に入ると一連の「ロイヤルボックス」は順次運用を終了しました。現在は一部が残り、主に特急運用時に連結されます。 |
●製品の特徴 |
◆1980年代~90年代に連結された特別車両「ロイヤルボックス」2両セット ◆窓配置が独特なボディ、大型座席が並ぶ室内を専用部品で再現 ◆アーノルドカプラー装備 ※走行には別途動力車が必要です ■サロ2184 ◆海側は赤の装飾、山側は青の装飾。サロ2184 ◆2100系「リゾート21」に1991年から連結されたロイヤルボックス車 ◆サロ2184は「アドベンチャー」をテーマにした黄色い座席 ◆第2編成に即した車体色 ■サロ1801 ◆100系に1987年から連結されたロイヤルボックス車 ◆ボディ上半身が白色、エンブレム及び金帯追加後の姿 ◆100系コレクションに好適な車体色 |
●その他・備考 |
◆セット内容 サロ2184 / サロ1801 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型