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●実車と製品について |
小田急電鉄30000形「EXE」は3100形「NSE」の置き換え用として1996年から製造された特急型電車です。小田原方の6両編成と新宿方の4両編成があり、それぞれ単独の他、両者を連結した10両編成でも運転が可能です。両者の外側の前面は非貫通型、向かい合う側の前面は収納式自動幌を備えた貫通型です。通勤・ビジネス向け需要を重視し10両運転において定員578人を確保しています。車いす対応洋式トイレ、男性用小用トイレ、公衆電話、自動販売機など時代のニーズに沿った設備が導入される一方で前面展望は簡素化されました。車体色はハーモニックパールブロンズを基調に赤でワンポイントが添えられました。下回りはIGBT素子によるVVVFインバータ制御とボルスタレス台車が採用されました。 1996年の時点で小田急では急行灯が使用されており、30000形においても急行灯を点灯する光景が見られました。また、当初は座席のモケット色が6両編成は緑、4両編成は青、化粧室側面の「EXE」ロゴ無しという姿でしたが、1999年に登場した増備車に合わせ従来車もモケット色のブルーグレー+オレンジへの統一、側面ロゴ掲出が行われました。2017年より大規模な更新工事が行われ、完了した編成はシルバーを基調とした塗装となり愛称が「EXEα」に変りました。2024年現在も全編成が活躍しています。 |
●製品の特徴 |
◆30000形登場直後、1996年当初の姿を再現。 ◆A6594、A6595 小田急30000形 (2011年4月発売)を基にしたバリエーション商品 ◆ヘッドライト、テールライト、愛称表示器点灯。また登場時の実車に則し、急行灯も点灯 ◆側面の「EXE」ロゴ掲出前の姿(デハ30502、デハ30102) ◆各車「Odakyu」ロゴ掲出前 ◆A6590,A6591それぞれ単独で走行可能。両者を連結した10両編成も再現可能 ◆6両+4両運転時用の前面扉開扉部品同梱 ◆側面窓枠は黒色 ◆座席成型色はA6590=緑、A6591=青で作り分け |
●その他・備考 |
◆セット内容 (A6590) クハ30552 + デハ30502 + サハ30452 + サハ30352 + デハ30202(M) + クハ30252 (A6591) クハ30152 + デハ30102(M) + デハ30002 + クハ30052 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型