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●実車と製品について |
711系は1967年に登場した北海道初の交流電車で、厳しい寒さに対応するため2扉デッキ付きとなり、急行型に近い内装となっています。モーターの冷却風取入口は雪の侵入を防ぐため雪切室が設置されています。100・200番代は1980年の千歳線・室蘭本線の電化によって登場したグループで、クハ711-100番代のトイレが省略されたほか、側面に電動行先表示器が取り付けられました。登場当初は赤2号に前面下部はクリーム4号の警戒色の塗装でしたが、1984年からより明るい色調の赤1号にクリーム1号の帯を配した塗装に変更されました。 JR北海道では2001年より100・200番代2扉車の一部に対して冷房改造を実施しました。各車両とも分散クーラーを3基取り付け、クーラー脇に滑り止めを貼り付けています。その後も後継の721系・731系などとともに活躍を続けましたが、733系の投入により2015年3月改正で引退しました。 |
●製品の特徴 |
◆A3876(2009年6月出荷)を基にしたバリエーション製品。 ◆各種標記、色味を再検証の上見直し。前面表示器上部のヘッドライト点灯。 ◆碍子(がいし)と一部の高圧配管は緑色、パンタ脇のランボードは水色で表現。 ◆クーラー脇の滑り止めは屋根とは異なるグレーで塗り分け。 ◆冷房改造後、下枠交差パンタ搭載の2000年代前半頃の姿。 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クハ711-104 + モハ711-104(M) + クハ711-204 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型