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●実車と製品について |
E721系は仙台空港鉄道開業に伴う直通運転開始と仙台地区の老朽車置換え用として2006年にJR東日本が投入した車両です。小径車輪の採用や床下機器のコンパクト化によって従来の車両よりも大幅な低床化を実現、乗降用扉下部にあったステップを廃止することでバリアフリー化を推進しています。室内はセミクロスシートで、座席寸法の拡大などによってゆとりある空間を提供しています。 JR東日本一般線区向け0番代、仙台空港アクセス線乗入用500番代、4両固定編成1000番代のほか、仙台空港鉄道、青い森鉄道、阿武隈急行にも同系列の車両が順次投入されており、東北地区の標準型近郊電車として名実ともに主力車両として活躍する姿が見られます。 0番代は2両編成44本が製造され、災害による廃車と500番代へ編入改造された車両以外の41本が2024年現在も東北本線、磐越西線、仙山線、常磐線などで活躍しています。車両製造メーカー毎に妻面のリブの有無や側面幕板部の継ぎ目の有無、屋根のビード本数の差など細部の造作が異なります。製品は東急車輌製造(当時)製のP-6編成、P-36編成をモチーフとしています。 |
●製品の特徴 |
◆A7497:E721系1000番代(2023年10月出荷)の先頭車を基にしたバリエーション製品 ◆1000番代とは異なる屋根、クハの側面を専用金型で再現 ◆ヘッドライトが4灯化、計器用変圧器が交換された後の姿 ◆床下、台車はライトグレーの姿 ◆車端部床下機器を取付 ◆側面ワンマン表示器準備工事部分は印刷で再現 |
●その他・備考 |
◆セット内容 クモハE721-6 + クハE720-6 + クモハE721-36(M) + クハE720-36 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型