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●実車と製品について |
画期的な軽量構造で一世を風靡した10系客車は1960年代に入ると一気にその数を増やし、さまざまな派生形式が生まれました。寝台車グループの中に緩急車が存在せず、団体観光列車として専用編成を組む際に必要とされたことからナハネ11をベースに給仕室を車掌室としたナハネフ11が1961年度に16両登場しました。当初は側面裾にクリームの細帯を巻いた姿で活躍しましたが、やがて団体専用を解除されて一般の夜行列車に使用されるようになり、1968年から翌年にかけて冷房改造されて形式がオハネフ13と改められました。 寝台緩急車としてはナハネ10を1963年から改造したナハネフ10(冷房改造後はオハネフ12)が合計100両と多数派で、客室窓ピッチの異なるオハネフ13は客車ファンの間では注目を集めた存在でした。10系寝台車の中では後期に製造されたこともあり、旧型客車最晩年の57-11改正まで最後の活躍が見られました。製品は福井客貨車区に配置されていた2607番をモチーフとしています。 |
●製品の特徴 |
◆団体観光用からの転身。有終の美を飾る寝台緩急車 ◆少数派の寝台緩急車、オハネフ13を多くのご要望にお応えして単品でリリース ◆デッキ側のテールライト点灯(ON-OFFスイッチ付) ◆所属表記は「金フイ」、検査表記は「54-11/松任工」を印刷した晩年の姿 ◆テールライト点灯(ON-OFFスイッチ付) ※走行には別途機関車が必要です |
●その他・備考 |
◆セット内容 オハネフ13-2607 |
マイクロエース Nゲージ鉄道模型