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●実車と製品について |
キハ35系は国鉄の一般形ディーゼルカーで1961年に登場しました。 キハ30形は両運転台車、キハ35形は片運転台車でトイレを装備した車両となっています。 片側3か所ある両開きのドアに、一部を除いてロングシートが配置された室内により通勤輸送に適した構造で、主に大都市圏の非電化路線を中心に運用されました。 車体の強度面から外吊り式のドアを採用したため、独特な側面を持った車両となり、ディーゼルカー特有の各形式を連結した状態でも目立つ存在となっていました。 キハ35系列で寒地向けに製造された車両は500番代に区分され、外観上は屋根上のベンチレーターが0番代は丸いグローブ形に対し500番代は角形のベンチレーターを載せていたのが特徴でした。 典型的な大都市圏非電化路線だった相模線にもキハ35系が運用されており、首都圏色だった車両も国鉄末期の1986年頃より地域色としてクリーム1号に青20号の帯を巻いた姿へと変わりました。 |
●製品の特徴 |
<共通> ◆ハイグレード(HG)仕様 ◆それぞれのセットに0番代と500番代が入ったセット構成 ◆角形ベンチレーターを装備した寒地向けの各500番代を屋根新規で再現 ◆前面の補強板は各0番代は無し、各500番代は有り(青色の補強板付属でユーザー取付)で作り分けて補強板有無で異なる青色部分塗分け位置を再現(購入時、各500番代の運転台側はクリーム色1色状態となります) ◆補強板がある0番代、補強板が無い500番代を再現したい場合は屋根(キハ35形は下回りも)を互いに入れ替えることで再現可能 ◆ヘッドライトは新規の内側に段がある2灯式シールドビームで再現 ◆テールライトは、実車で元からあるいは改造によって外バメ式になった姿を前面新規で再現 ◆運転台側排障器は台車一体型、ジャンパホースは別パーツ付属で再現 ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付き ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は電球色LEDによる点灯 ◆前面表示部はカラー行先表示部採用により白色に近い色で点灯 ◆前面表示部は交換式で印刷済みパーツ「茅ヶ崎-橋本」を装着 ◆前面表示部は交換用「茅ヶ崎-海老名・茅ヶ崎-寒川・橋本-厚木・橋本-原当麻・臨時・普通(白地)」印刷済み別パーツを付属 ◆車番・JRマーク・ドアボタンは選択式で転写シート付属 ◆フライホイール付動力、新集電システム、黒色車輪採用 ◆M-13モーター採用 ◆TNカプラー(SP)標準装備 <98129>について ◆両運転台車キハ30形の0番代(M)と500番代が入ったセット <98130>について ◆片運転台車キハ35形の0番代(M)と500番代が入ったセット ◆500番代の床下は0番代より大型の水タンクで再現 |
●その他・備考 |
◆セット内容 (98129) キハ30(M) + キハ30 (98130) キハ35(M) + キハ35 |
トミックス Nゲージ鉄道模型