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●実車と製品について |
453系は交直流両用の急行形電車で、最初に登場した451系のモーター出力アップ版として1963年から製造されました。 東日本用として交流50Hzに対応した453系は、クモハとモハのみの形式で、クハ・サハ・サロなどは引き続き451形として製造されました。 後に勾配区間に対応した抑速ブレーキ装備の455系が登場し、勾配区間が存在する東北本線系統の急行列車に使用されますが、比較的平坦な路線である常磐線にはそのまま453系が運用されました。 常磐線は1966年上野~取手間で列車防護無線が導入されたため、同線を走行する車両には基本、無線アンテナが取り付けられ、453系もクモハ・クハの屋根上に送信用と受信用の2本のアンテナが装備されました。 453系は上野~平・仙台間の「ときわ」を中心に、常磐線経由で上野~盛岡間の「もりおか」や上野~勝田間を東北本線と水戸線を経由して運転された「つくばね」などの急行列車で運用され、「ときわ」については一部ディーゼルカーのキハ58系による列車と共に、1985年まで運転されました。 |
●製品の特徴 |
<共通> ◆ハイグレード(HG)仕様 ◆クモハ・クハの常磐無線アンテナと配管は、配置位置が異なる2種から選択取付可能 ◆先頭車前頭部のジャンパ栓・ホースは別パーツ付属 ◆タイフォンは選択式で別パーツ付属 ◆モハ452形の片側側面にあるルーバーを車体新規で再現 ◆スカートはクモハとクハを作り分けの上新規製作で再現 ◆クモハ453・モハ452形は455系と異なる床下を新規製作で再現 ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付 ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は電球色LEDによる点灯 ◆前面表示部はカラープリズム採用により白色に近い色で点灯 ◆前面表示部は交換式で印刷済みパーツ「急行・普通(白地)」を付属 ◆車番は選択式で転写シート付属 ◆新集電システム、黒色車輪採用 ◆先頭車運転台側は胴受けの小さいTNカプラー(SP)を採用 ◆各連結面側は配管付きTNカプラー(SP)標準装備 <98520>について ◆グリーン車のサロ451形が入った4両基本セット ◆サロ451形の屋根は両側ベンチレーターがずれた配置を新規製作で再現 ◆サロ451形の等級帯は無い姿で再現、帯は付属の転写シートで再現可能 ◆フライホイール付動力、M-13モーター採用 <98521>について ◆モハ452形がトレーラ―車の3両増結セット ◆先頭車のクモハ・クハのヘッドライトは実車においてシールドビームに改造された車両を再現 |
●その他・備考 |
◆セット内容 (98520) クモハ453 + モハ452(M) + サロ451 + クハ451 (98521) クモハ453 + モハ452(T) + クハ451 |
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