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●実車と製品について |
115系は、国鉄が開発した抑速ブレーキ装備の勾配線区向け近郊形電車で長年に渡り製造され、1977年より登場した1000番代は、耐雪装備の強化と座席のシートピッチ拡大などが行われたグループです。 しなの鉄道は北陸新幹線開業に伴い信越本線の軽井沢~篠ノ井間を引き継ぐ形で1996年設立された日本初の並行在来線第3セクターの鉄道会社で、2015年からは北陸新幹線の延伸で、長野~妙高高原間も北しなの線として継承されました。 同線区を走行していた115系1000番代を引継ぎ、ガンメタリックに赤と白いストライプを巻いた独自カラーで運用されました。 その後ガンメタリック部分はグレーに変更されながら3両編成が運用されますが、2013年よりクモハ115形+クモハ114形による2両編成が7編成移籍し、順次しなの鉄道の独自カラーに変更されました。 新型のSR1系の登場により徐々に置換えが進み、先に2両編成の運用が終了しますが、3両編成の方は数を減らしながらも独自カラーをはじめとする姿で、軽井沢~長野~妙高高原の全区間で地域の足として活躍を続けています。 |
●製品の特徴 |
<共通事項> ◆グレーと赤色に白いストライプが入ったしなの鉄道独自のカラーリングを再現 ◆「しなの鉄道」ロゴマークと車外スピーカーを印刷で再現 ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付 ◆ヘッド・テールライト、前面表示部は電球色LEDによる点灯 ◆前面表示部は選択式でシール付属 ◆車番は選択式で転写シート付属 ◆先頭車運転台側はTNカプラー(SP)装備 ◆フライホイール付動力、新集電システム、黒色車輪採用 ◆M-13モーター採用 <98533>について ◆クモハ115-1000形+モハ114-1000形+クハ115-1000形の3両編成 ◆モハ114-1000形に動力搭載 ◆モハ114-1000形のパンタグラフは菱型のPS23形搭載 <98126>について ◆クモハ115-1000形+クモハ114-1500形の2両編成 ◆クモハ114-1500形に動力搭載 ◆クモハ114-1500形はシングルアームパンタグラフ搭載 |
●その他・備考 |
◆セット内容 (98533) クモハ115 + モハ114(M) + クハ115 (98126) クモハ115 + クモハ114(M) |
トミックス Nゲージ鉄道模型